貸家建付地の評価

こんにちは安藤税理士法人の鬼頭です。今回はアパートなど貸家の土地の評価について紹介します。アパートなど貸家の敷地の用に供されている宅地、いわゆる貸家建付地の相続税評価額は、次の算式で求めた金額により評価します。

貸家建付地の評価額=自用地としての価額-自用地としての価額×「借地権割合」×「借家権割合」×「賃貸割合」

「借地権割合」とは土地に対する借地人の権利の割合のことで、国税庁のホームページの路線価図や評価倍率表 から調べることができます。30%から90%の間で、地価が高い地域の方が借地権割合が高い傾向にあります。 一般的な住宅地では40%から60%の割合が多いようです。

「借家権割合」とは建物に対する借家権の割合のことで、相続税の計算をする際場合の借家権割合は、一律30%と決められています。

「賃貸割合」は、貸家の各独立部分(構造上区分された数個の部分の各部分をいいます。)がある場合に、その各独立部分の賃貸状況に基づいて一定の算式により計算した割合をいいます。

簡単にいうと、アパートで同じ床面積の貸部屋が10室ある場合に、10室とも入居者がいる場合には賃貸割合は100%、5室に入居者がいる場合には50%になります。

以下の条件でのアパートの土地の評価額は次のとおりです。

・自用地としての価格 3,000万円

・借地権割合 50%

・借家権割合 30%

・賃貸割合 90%(10室中、9室入居者がいる場合)

相続税評価額  3,000万円―(3,000万円×50%×30%×90%)=2,595万

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